敗戦60周年に向けて

敗戦60周年に向けて

すべての生き物はみなおなじ水を飲む(ゲーム「Down the World」よりキターラ族の長老ジェムジェム)
人の世に熱あれ、人間に光あれ。(全国水平社創立大会。水平社パンフレット「よき日の為に」より)
政府とはたかだか、ひとつの方便にすぎない。ところが、たいていの政府は不便なものときまっている。(ヘンリー・D・ソロー氏。19世紀、アメリカのエコロジスト。主著に『森の生活』『市民の反抗』など)
政治家は歴史の法廷の被告席にいるんだという意識を、小泉君は持っていない。(元内閣総理大臣:中曽根康弘氏。2005年8月の衆議院解散について。「朝日新聞」より)
これは山崩れや地震たァ違います。ピカは人が落とさにゃ落ちてこん。(画家:丸木スマさん。「原爆の図」の画家・丸木位里氏のご母堂。夫や親戚を大勢、広島に落とされた原子爆弾で亡くし、周りの人が「運命だからあきらめましょう」と言った時に応えた言葉)
春三月 縊り残され 花に舞ふ(無政府主義者:大杉栄氏。大逆事件で幸徳秋水氏ら処刑、2ヶ月後に詠んだ句)
行く先を 海とさだめし しずくかな(成石平四郎氏。大逆事件で幸徳秋水氏とともに死刑。享年28歳。辞世の句)
過去に目を閉ざすものは現在も見えなくなる。非人間的な行為を心に刻もうとしないものは、又そうした危険に陥る(元西ドイツ大統領ワイツゼッカー氏)
愛国主義は、無頼漢たちの最後の避難所である(サミュエル・ジョンソン『格言集』より)
だれか、私という物語を覚えていてほしい。(『ダスト』より)
過去の誤りをもって未来に絶望しない人びとに捧げる(写真家:W・ユージン・スミス、アイリーン・M・スミス夫妻。「水俣・東京展」パンフに記載された言葉)
「何故、汚染された土地を離れないのか」と私。「人間が汚した土地なんだよ」老人はつぶやく。「逃げ出すわけにはいかないのさ」。(『ナージャの村』パンフより。同映画の監督・本橋成一氏とベラルーシ共和国のある老農夫との会話。チェルノブイリ原発事故で最も放射能汚染がひどい地域)
責任を引き受ける所はどこもなか。わたしどもはもう体力もなかが、全部、引き受けてゆくとばい。引き受けたからには、もう死なんとぞ、躰は死んでも。二度とこういう苦しみば、ほかの人たちにはさせとうはなか。未来にも。(「水俣・東京展」パンフに記載された水俣病患者の方々の言葉を作家・石牟礼道子さんが綴られたもの)
ちちをかえせ ははをかえせ としよりをかえせ こどもをかえせ わたしをかえせ わたしにつながる にんげんをかえせ にんげんの にんげんのよのあるかぎり くずれぬへいわ へいわをかえせ(詩人・峠三吉氏。『原爆詩集 序』より)
転ばされてもただでは転ばん、地に這いつくばらされてもいつか立ってみせる。(拙作『竹の歌』より)

たきがはの座右の銘集。下手なこと書くより、読んで、感じて、知らなかったら調べていただいて、まぁ、雑多に入り交じっておりますが、一部創作も混じってますが、一部自画自賛も混じってますが、紛れもない本音でもありますんで、敗戦60周年という今年、いろいろ並べてみました。

(了)

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