「奇跡の泉」のそのわけは

「奇跡の泉」のそのわけは

村全体が放射能に侵されたブジシチェ村で、唯一放射能が検出されない水のわき出る「奇跡の泉」ですが、実はこれ、100年前の水なんだそうです。地中にたまった水が100年かかって泉にやってくるのです。100年前の水ですから放射能に侵されていないのはある意味当然なんです。

となると、どっかに放射能の検出される水があるのは当然で(放射能が自然消滅するには何万年か何千年か、なにしろすごい長く時間がかかるそうですし)いつかブジシチェ村の孫とか曾孫の世代になって、放射能の泉になってしまうかもしれないのですね。あるいはどっか、ブジシチェ村から遠いところの泉が、もう侵されているのかもしれない。そんな怖い話、思いついてしまいました。

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