プロバイダ移動てんやわんやの記 前編

プロバイダ移動てんやわんやの記 前編

ここんところ(2002年12月26日現在)、メールがろくにつながらず、会社でインターネットしているんです。だめです。サイトの更新も全部できない。入力はうちでできても、アップするのは全部会社でやってました。いけません。

事の始まりは、ろくなものを買ってないはずなのに、高いクレジットカードの請求でありました(たきがはのモットーは、いつもにこにこ現金払いなので、カードは基本的にインターネット専用)。

原因はSo-net。2年間慣れ親しんだ、プロバイダにありました。サイトを開設したり、PERSONAでインターネット・サーフィン(これも今や死語に近いですが)するようになって、ネット環境は激変していたにもかかわらず、接続コースを最小のから、ずーっと変えてなかったもので、その過剰料金が嵩んでいたのでした。あわててコースを変えたものの、これがプロバイダを見直すきっかけとなりました。PostPetは必須としても、So-netでなければならないメリットはあるかどうか、いくつかのプロバイダの資料を取り寄せて検討した結果、Dionにすることにしました。通信に使っているPHSカードがDDIポケットなもので、そことのお得なセット料金が最大の理由。DDIの料金コースを変えて、Dionにオプションをつければ、いちばん安いコースでインターネット使い放題。万年貧乏のたきがはは、この言葉に飛びつきました。遅いと言ったって、今までの接続は許せない範囲ではありませんし、ブラウザのオプションで「画像の表示」をオフにしてしまえば、それほどストレスも感じない。あんまり重たいページは入り口でご遠慮するとして、MacとPERSONAの両刀遣いとなっていたPHSカードは、なかなかお得な買い物となりかかっていたのです。しかし直にたきがはは、無料ほど高いものはないことを、身をもって実感させられることになるのでした。

PHSカードの料金コースを、Dionに備えて変更した時に、異変は起こりました。それは異常事態としか言えないようなことでした。キャリア(搬送波信号)が検出されません。または、POP3サーバが見つかりません。は? なに、それ? ダウンロードもうまくいきません。おっかしーなー。

それは、ほどほどに快適なネット生活とのおさらばを告げる兆候であったことに、たきがははまだ気づいていませんでした。

この項まだ続く。

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