「それは必ず帰ってくるという約束の物語」
東京まで映画見に行くのは半月ぶりくらいで、前売り買ったのは半年ぶりくらいという、映画馬鹿たきがは、どーしちゃったんだな3月でした。たきがはの手元には使ってない前売りが実は3枚もありまして、あと都内だとわりと簡単に公開後も前売りが手に入ったり(新宿東口のTSUTAYAお勧めです)、渋谷のミニシアター回数券使うと前売り買うより安く見られるので、前売りは買わなくなってたのです。でも、この映画は予告見た時から絶対に見に行こうと思ってて、前売り買うと「渡り鳥のカード(フランス製)」がついてくるというもので、つられて前売り買ったりしてしまったのでした。
フランスのほぼドキュメンタリー、CG使ってない驚異の映画。人間ではなくて自然、鳥を相手にCG使ってないんだそうです。これだけの数と距離の渡り鳥を追っかけて、製作費はドキュメンタリーとしては破格の20億円。鳥もカメラや飛行機に慣らしてから撮影したので、そこらへんも金のかかった一因だとか。あくまでもCG使ってないというところにフランスっぽい頑固さを感じました。
本当の意味での「生きる」ということを忘れてしまった全ての人に見てもらいたい映画です。
一点注文つけさせていただくなら、鳥の名前はできたら字幕全部入れてほしかった。たきがは、次に出てくる時はたいてい忘れてるもんで。あと、渡り鳥じゃなくても気になる鳥がいるので、そういうのの名前も知りたい。それと渡り鳥と言ったら忘れてはいけない、燕さんが一羽も紹介されてなかったのも残念。燕は小さいので機材に慣らすことができなかったのかなー?
CGでは決して味わえない本物の迫力と感動、大画面でぜひぜひ。
(了)