ポケットモンスター劇場版 水の都の護神 ラティアスとラティオス

ポケットモンスター劇場版
水の都の護神 ラティアスとラティオス

日本、2002年
監督:
出演:サトシ、ピカチュウ、ラティアス、ラティオス、タケシ、カスミ、他
見たところ:ワーナーマイカル茅ヶ崎

 たきがは「ポケモン」ファンなものですから、実は劇場版全部見てるんす。個人的には「ミュウツーの逆襲」と「セレビィ 時を越えた出逢い」が好きです。いやー、この2作は泣けるっす。ほんとにいいです。お勧めです。あとのは見なくてもいいです。あわわわ。

で、最新版。ポケモン映画は出来に波がありまして、いい映画はすごーくおもしろいんですが、つまらん映画は「お子さま向け」って感じがもうありありで、声優が豪華で売られましても、「こんな映画に出ていいのか」とか思っちゃうような展開があります。で、波が3年周期でやってくるらしい。来年もだめかぁ。「セレビィ 時を越えた出逢い」が去年ね。つーか、また見るのか、たきがは。

いや、これは決して、たきがはの大好きなカラカラとギャラドスが出てこなかったというだけではないのです(その取り合わせはなんだという意見は無視しまして)。それはそれとしても、今年のはフシギダネもゼニガメもリザードンも出なかったのが不満ではありますが、なんというか、「ピカピカ星空キャンプ」にしても、「新作出るから、こんな新しいポケモンが出るんですよ」っていうのだけが見え見えで、それが残念だったというのもあるわけなんですね。新しいポケモンのお披露目で終わったじゃん。プロモーションビデオじゃないっちゅーの。

で、もう1本がと言いますと、話がつまらん。以下ネタばれなんで、見てない人は心して読んでください。

あのー、結局、ラティアスとラティオスが話を勝手に進めただけで、主人公の存在意義もないし、悪役2人もなんか振り回されただけって感じ。ロケット団にいたっては単なるお笑いキャラクターでなんもしてないし、カスミとタケシもいただけだし。ラティアスが本気になれば、古代機械が暴走しても止められるし、ラティオスも加われば、津波も止められる。こんなご都合主義の話はないだろう、おいと思ったのでした。

しかも今度の新作ゲームは「ルビー」と「サファイヤ」って、もろラティアスとラティオスでしょうが。ポケモンって、いちばん最初のがいちばん新鮮だったなぁ。ねばってねばってピカチュウをゲットした時の感動や、ほんっとーに情けないコイキングが、ギャラドスに進化した時の驚きとか、もうないような気がするってのは、単なるノスタルジーだけではないと思うんですけど。

(了)

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