Dolls

Dolls

日本、2002年 監督・脚本・編集:北野武
出演:さわこ(菅野美穂)、松本(西島秀俊)、やくざ(三橋達也)、良子(松原智恵子)、山口春奈(深田恭子)、温井(武並勉)、他
音楽:久石謙
見たところ:ヴァージンシネマズ海老名

 今年のワースト映画。ここには並べませんが、すでに五指に余るワーストを数えておりまして、「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」の逆を地で行っています。どれがワーストかは映画日誌を見ていただければ、と。

北野作品が好きな方、けちょんけちょんにけなしまくっておりまして、すごく不愉快になるかと思いますので読まない方がいいです。読んで不愉快になって、たきがはに迷惑メールなど送りつけないでくださいまし。そうでない方も、なにしろけなしておりますので不愉快になると思って覚悟して読んでください。あと割とネタばれもしてると思いますんで、まだ見てなくて見に行こうと思われてる方も見ない方がいいかもしれません。

公共のネットにこゆもん載せるなって話もあるかもしれませんが、映画日誌のページは、「感動=いい意味でも悪い意味でも心が動かされた」を基本に書いております。逆にいつまでも上がらない映画というのは、「心を動かされなかった。たとえけなすためでも、何か書きたいと思わなかった」という映画なのです。ってこんなところで言い訳してどーするんだ、たきがは。

北野武監督のって初めて見たんだけど、二度と見ねぇ。

これはたきがはうろ覚えの知識なんですが、「HANA-BI」という映画がありましたね。これが好きな方だったら、この映画も可だと思います。つまり、心中映画なんで。

冒頭に文楽が出てきますが、たきがは不勉強なもので「曾根崎心中」ぐらいしか知らないのです(公式サイト行ったら別の、でも心中物でした)。だから、「Dolls」ってそゆタイトルかーと思っていましたが、内容もそうでした。恋愛映画にしては人が死にすぎです。それもすごく簡単に死ぬ。「あなたに、ここに、いてほしい」って話じゃないです。不愉快です。

菅野美穂は、アイドルにしては演技がうまくて驚きました。これは買いかな、と思いました。ただ、いっちゃった演技の彼女を「うまい」と褒めていいのかどうかは少々評価の分かれるところかもしれませんが、あのワンテンポずれてる瞬きは、なかなかです。もう少し歳がいったら、「智恵子抄」などにチャレンジしてみてほしいなーと思いますね。前にテレビでお岩さんやってたけど、はまってたのかも(褒め言葉か、それは)。

あと、「殺し屋1」の大森南朋がちょい役で出てました。あんな声だったなんて知らなかったわ。だってイチってまともにしゃべってないじゃん。垣原(浅野忠信氏)しか見てなかったんだろうと言われるとまぁ、否定はいたしませんが全面的に肯定もしません。

映像は確かにきれいです。それは日本の風景でベスト、見せるんだったらこういうのっと言ってもいい、桜並木や紅葉のいちばんきれいなところを映していたらきれいに決まってます。それで汚かったらへぼです。でも話が汚いです。この映画がどうして評価されるのか、まったく理解できません。

あと、日本中を彷徨っているような「つながり乞食」の2人が、出るたびに着替えているあたり、おとぎ話だよなーと思いました。松本も途中で髪伸びなくなってるし。さわこもちゃんと化粧してるし。

「愛」がテーマなんだそうです。「究極の愛」。でもそれが心中って結末は「失○園」でやってたよーな。

(了)

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