例によって浅野忠信氏につられて行きました。行って驚いた。「R-18なの?」原作は週刊ヤングサンデーの「殺し屋−1−」だって知ったけど読んでない。ので先入観なし。なんというか「すげぇ映画見ちゃった」
今まで演じた中でいちばんいっちゃってる(本人も談)垣原はマゾでやくざの若頭。顔にはみみずばれが走ってるわ、舌にもピアスしてるわ、「落とし前はつける」と言って舌を切り落とすわ、唖然呆然。浅野忠信って役者のすごいところは、どんなきわどい台詞を吐いても「うんうん。ん?」という聞かせ方があるってこと。「おまえの暴力には愛がない」「ふんふん。ん?」って感じで、どんな役でもなりきっちゃうのね。
「けものがれ、俺らの猿と」とかもそうなんですが、こういう映画を言葉で感想書くのは難しい。だから一言だけ。画面いっぱいの血と内臓よりも怖かったもの。垣原口割け。それも2回も。まじでびびりました。
だから浅野はやめられない。原作も機会があったら読んでみようっと。
(了)
読みました。映画のキャラクターがだぶりつつ、この結末はなんか想像を裏切られたというか。