この映画館は入れ替え制ではないので、入ればずっと座ってられます。「ロード・オブ・ザ・リング(日本語吹き替え版)」のついでに見た映画。
と言うと身も蓋もありませんが、見た感想だからしょうがないです。わざわざは行かないだろうし、行ったら腹立ててるだろうなぁ。
CGはいいです。サリーの毛のふさふさ感、動きもいい。しかし、話が薄いね。いくらCGがいいからって、エンドクレジットのNG集は興ざめでした。わざわざ作ったんだろ、って点で。
モンスターの社会が人間そっくりという世界観の薄っぺらさ(人間は万物の長?)とか、子どもを怖がらせることにかけてはトップの実力を持つサリーが、ブー一人のためにあっさり気が変わるとか、安易な救いのラストとか、もういけません。
CGはすごいよね。でもそれは映画にあっては二の次の話。どっかの大作RPGじゃないんだから、CG売りにするのはもうやめにしたら?
(了)