Stage Eighteen「ケルベロスの旗の下」

Stage Eighteen「ケルベロスの旗の下」

「反乱軍がザナドュに近づいている。シュラマナ要塞は反乱軍に突破された」
ヒカシュー=ウィンザルフの声が重々しく響いたので、そこにいる者たちは驚きの声を上げるのもはばかられて互いに顔を見合わせた。
「ザナドュを突破されれば帝都ゼテギネアが無防備となる。賢者ラシュディやガレス皇子もゼテギネアにはおいでだが反乱軍はここザナドュで食い止めよ」
「ははッ」
「私は反対です!」
皆が傅(かしづ)くなか、1人だけ立ち上がった者がいた。槍を携えた聖槍騎士である。しかも彼女はヒカシュー大将軍の真正面に立っており、皆は呆気にとられた。
しかし大将軍の双眸はより冷たい光を帯びて、気づいた者の背筋を総毛立たせた。
「我が命によりケルベロス騎士団を統括する身でありながら我が命に逆らうと言うのか」
その声の冷たさも、いつもの大将軍のものとは違っていた。
「ケルベロス騎士団団長として申し上げるのです。この後に及んで反乱軍と戦うのはばかげています。どうかお考え直しください」
「マーガレットよ、いつからおまえはこのわしに意見できるようになった?」
大将軍に両手持ちの剣(イセベルグ)を突きつけられても彼女は一歩も引かなかった。否、薄青色の双眸に強い意志の光さえ宿してマーガレットは反駁する。
「御館様により団長位を任ぜられてから、それが私の義務と心得てございます。御館様のご判断に過ちがあると思えば、たとえお怒りを買うことになったとしても−−−」
しかし彼女には最後まで言う時間は与えられなかった。ヒカシュー大将軍が張り倒したからだ。
「かまうな!!」
すかさず彼女に駆け寄ろうとした者を怒声が制した。その声は、そのまま皆の動揺を鎮めたが、それも大将軍の怒りを買うことの怖ろしさゆえにであった。
「御館様、お考え直しを。いまならまだ間に合います。このザナドュやゼテギネアが灰燼(かいじん)に帰す前に反乱軍と和睦してください。我らは負けたのです」
皆が制止するのも聞かず、マーガレットは言葉を継いだ。
そこにヒカシュー大将軍が歩み寄ってくる。それを止められるほど勇気のある者、あるいは無謀な者はいない。誰もが道を空けずにいられなかったので皆が一時、壁際にひしめき合うことになった。
「敵を前にして臆病風に吹かれたか」
「そのようなことは死んでも−−−」
だが、その言葉も終わらぬうちに大将軍は彼女の腹を蹴り上げた。それも、いままでのヒカシュー=ウィンザルフならば決してしないような行動だ。ましてや相手は子飼いの騎士団長である。
けれども大将軍はマーガレットを意識を失うまで殴る蹴るの暴行を加えた。そのあいだ、誰一人として言葉を発することも動くこともできなかったのである。大将軍を止めることやマーガレットを庇うことなど何をか況んやだった。
しかし彼女は耐えた。悲鳴を上げることもうめき声を漏らすこともなく、ただヒカシュー大将軍の責めを受けた。それを彼がどう思ったのかは、あまりに冷たい表情からはうががい知ることもできなかった。
「アダルバ=リベルマン!」
「はッ!」
応じたのは1人の魔術師だ。
「貴様を新たな団長に任ずる。反乱軍を迎え撃て」
「ははッ、我が命に替えましても!」
それで大将軍も含めた皆の注意がマーガレットから逸れた。
ギルダス=W=バーンは、この時を逃さず、彼女を担ぎ上げて急いでウィンザルフ家の屋敷を出ていった。彼の向かった先は帝国教会だ。
「マーガレット?! いったい何があったの?」
教会の責任者、司祭のルーティ=コクラが慌てて駆け寄ってくる。教会内に人は少なく、外で働いている者もほとんどいなかった。
「事を荒立てたくないんだ。なるべくみんなにも秘密にしておきたい」
ギルダスがそうささやくと、何かあったことは察したのだろう。ルーティは頷いて、すぐに裏の離れに連れていった。
「私が始終つき添っているわけにはいかないから口の堅い者をつけるわ。それでいいわね?」
「任せる」
それで彼女は出ていったが、別の者を連れて戻ってくるまでのあいだ、ギルダスはマーガレットの武装を剥ぐのに一苦労させられた。彼女が気絶していて身体を動かしづらかったのと、ヒカシュー大将軍によって鎧がだいぶ変形していたからだ。大将軍がそんな攻撃を、よりによってマーガレットに与えるとはギルダスも含めて誰も想像だにしなかった。彼女がヒカシュー=ウィンザルフを深く尊敬していることは団員のあいだではよく知られていたし、そのせいで独身を貫いたのも有名だったからだ。大将軍だって数いる団員のなかでもマーガレットを可愛がっていたし、信頼していたはずだ。そうでなければ愛娘ラウニィーの槍の師匠など任せはしなかったろうし、彼女をケルベロス騎士団の団長に選ぶこともなかっただろう。
「だが、これが現実だ」
彼は思わずつぶやいた。ヒカシュー大将軍はマーガレットを殴るのに躊躇(ちゅうちょ)した様子は見せなかったし、その後も彼女が意識を失うまで容赦しなかった。大将軍に何があったのかはわからない。ケルベロス騎士団にいきなり召集がかかったのは火竜の月3日のことだったから。
「いや、待てよ」
そこで彼は手を止めたが思考も中断された。
ルーティが、もう1人の司祭を連れて戻ってきたためだ。
「ニコラ、詳しい話はギルダスから聞いてちょうだい。くれぐれもマーガレットのことは内密にね」
「承知してます」
「ギルダス、彼女はニコラ=チャニョナディ、腕の確かさと口の堅さは私が保証するわ。何でも彼女に相談してちょうだい。私もたまに来るつもりだけれど、あまり訪ねて目立ってもよくないでしょうから」
「ありがとう、ルーティ。
よろしく頼む、ニコラ」
彼女は頷いたが、ルーティが出ていくと露骨に顔をしかめた。
「まさかと思いますがマーガレットに悪戯などしていなかったでしょうね?」
「治療しやすいように鎧を脱がせていただけだ。そんな卑怯なことはしない」
だいたい鎧に身を包んでいるのだから、そんな遊んでる暇などないはずなのだがニコラは、まだ納得していないような顔で、それでも手を動かすギルダスを嫌そうに手伝った。
「鎧は俺が外す。あんたは治療の準備をしてくれ」
「もうできています。それにしてもまさか怪我人がマーガレットだとは思いませんでした。いったい何があったのです? ルーティへの報告もあります。ちゃんと説明していただけるのでしょうね?」
「とりあえずあったことだけ話す。それを信じるか信じないかはあんたの勝手だ」
「どういうことですか?」
「団長をこんなにしたのは御館様だ」
ニコラの手が止まったが無理もない。ギルダスは、そのまま手を動かし続けて、ようやくマーガレットの鎧を外し終えた。
「さあ、治療を頼む。まさか団長が死にそうなんてことはないんだろう? おい、ニコラ!」
肩を揺すぶられて彼女はようやく気を取り直した。
「まさか、私をからかっているのではないでしょうね?」
「だったら、ほかに誰が団長にこんな傷を負わせられるっていうんだ。冗談も休み休み言ってくれ」
「ですが御館様がマーガレットを傷つけるなんて」
「あるわけがないって言うんだろう? そう思いたいのは俺も同じだ。だけど、いまは手を動かしてくれ。団長は無事なんだろうな?」
それでようやく彼女は自分の仕事を思い出したらしかった。もっともルーティが保証するだけあって動き出した手は早く、ギルダスが一瞥しても顔をしかめるような怪我を見て動揺するようなことはなかった。
そのあいだ、マーガレットは一度も目を覚まさず、ギルダスの気をやきもきさせたが手当てが終わった時には早い日はとうに暮れていた。
ここザナドュでは双竜の月も半ばになると冬となる。火竜の月に入り、町の中はすっかり雪化粧をしているのだった。
「命に別状はありません。鎧を身につけていたためもありますし、鍛え方も違うのでしょう。ですが、先ほど、あなたが言ったことをもう一度、説明してください。御館様がマーガレットを傷つけるなんてことが、あるわけないです」
「そのあるわけがないことが起きたからこっちも混乱してるんだ。御館様は俺たちに反乱軍と戦えと仰った。団長がそれに反対したんだ」
「なぜです? 反乱軍は恐ろしい侵略者でしょう。なぜマーガレットは反対したのです?」
「それは」
言葉を切ったギルダスをニコラは不審そうに睨みつける。
だが、それも無理はない。なにしろ上都ザナドュでのヒカシュー大将軍の人気は女帝エンドラを軽く上回る。ウィンザルフ家がハイランド王家に負けず劣らぬ名家であることに加え、軍事国家ハイランドの象徴とも言える武勇と、女帝エンドラに誓う絶対の忠誠、それに庶民をいたわる高潔な人柄などが主な理由だ。
言ってみればヒカシュー=ウィンザルフは上都ザナドュの守護神なのである。
「団長が反乱軍と和睦するべきだと言ったからだ」
「何のために? それもマーガレットの言葉とは思えませんね」
「団長は反乱軍を侵略者と考えていない。それに反乱軍がシュラマナ要塞を落としたいま、ゼテギネア帝国に残っているのはこのザナドュと帝都ゼテギネアだけだ。反乱軍と徹底的に戦うよりも和睦して帝国に少しでも有利な条件を引き出した方がいいと思ったんだろう」
「マーガレットほどの騎士が反乱軍に降伏しろと言ったんですか?!」
「俺も団長の真意は聞いてない。知っているのは団長が反乱軍を侵略者と考えていないということだけだから半分くらいは俺の推測だ」
「冗談じゃありません!」
ニコラは思わず椅子を蹴倒したが、マーガレットがうめき声をあげたので慌てて口をふさいだ。
「団長」
「マーガレット」
すると彼女は目を開き、焦点は合っていない様子で首を巡らせた。
「こ、こは?」
「帝国教会です。まだ休んでいてください。騒いでしまって申し訳ありませんでした」
「その声、はニコラ、ね?」
「はい。まさか、こんな形でお目にかかるなんて。でも、いまは怪我の回復に努めてください。あなたがここにいることは私とギルダス、それにルーティ司祭しか知りません」
マーガレットは何か言おうとしたが、考えをまとめるのも大義らしく、すぐに目を閉じた。片方の目はひどく腫れ上がっていて、包帯を巻かれている。先ほどのニコラの治療から、ギルダスは肋骨を何本も折られたことも気づいていた。ただ肋骨が内臓を傷つけるほどではないらしい。救いと言えば、それが救いだ。
「ギルダス、隣の部屋に移りましょう。ここで話をするのは不謹慎でした」
「そうだな」
離れは寝所が1部屋と付添人用の部屋が1つしかない平屋だ。使う時はルーティの指示であることがほとんどだそうだが、ギルダスも入るのは初めてだった。だいたい彼は怪我をして帝国教会のお世話になったことなどなかったが、それはマーガレットも含めたほとんどのケルベロス騎士団員も同様だろう。
「と言っても俺は事情は話した。団長の傷は御館様に負わされたものだ。それだけは間違いない」
マーガレットを気遣って2人とも、つい声を潜める。
「あなたはそれを黙って見ていたのですか?」
「恥ずかしながらね」
「どういう意味です?」
「あんな御館様を見たことがなかったから動けなかったんだ、ほかのみんなと同じに。団長だけだった、それでも立ち向かっていけたのは」
「想像ができません。あの御館様がこんな恐ろしいことをするなんて」
「俺だって信じられない。まるで別人のようだった。御館様のことだ、何か意図があってやったのかもしれないが思いつかない」
ニコラは黙り込んだ。
ギルダスも口をつぐむ。
マーガレットの真意はわからない。ただニコラに話したことと、それほど乖離はしていないだろう。ここ1年ばかりのつき合いで彼女の気性は呑み込んだつもりだ。あの場で誤魔化してしまわずにヒカシュー大将軍に面と向き合った潔さも含めて。
「食事を取ってきます。あなたはなるべく、ここから出ないでください」
「ああ、もちろんだ」
それでもニコラは彼を睨みつけたが、ギルダスが笑ってみせると慌てて離れを出ていった。
顔と名前は知っているが話したこともない司祭の1人だ。良く思われていないようだったが、あまり気にすることではなかった。
マーガレットは、それから10日ばかり眠り続けた。たまに目を覚ましても意識がはっきりしないのか、すぐに目を閉じてしまうのだ。
ニコラは献身的に介護をした。
特に用事のないギルダスが帝国教会に残ったのは単にヒカシュー大将軍の命令に従うのが嫌だったからだ。それに下手に戻ればマーガレットの行方を追及されるに違いない。そのことでルーティやニコラたちに迷惑をかけるわけにもいかなかった。
けれども月改まって光竜の月5日、目覚めたマーガレットは、そこにギルダスがいることに心底驚いた様子だった。
「あなたはまだこんなところにいたの?」
「お言葉を返すようですがね、俺はあなたの副官なのだから身体を心配していたんですよ」
「私が団長ではなくなったのだから、あなたの任もとっくに解かれたでしょう?」
「まぁ、それもそうですけど、あなたに要らないとも言われていませんでしたしね」
「要らないわ。さあ、あなたは自由の身よ」
「俺に御館様の元に戻れと仰るんで?」
「だって、もうここにいる理由はないでしょう?」
「そう言われましても恥ずかしながら俺もあなたの意見に賛成なんです」
「恥ずかしがることはないでしょう?」
「あなたを御館様から庇うことができなかった、これを恥じずしては男が立ちません」
「私は私の意志で御館様の前に立ち、意見を申し上げたの。その罰は甘んじて受けるわ、あなたに肩代わりしてもらうようなことではないです」
「ですが違うやり方もあったのではないかと思うので、こればかりは譲るわけにはいきません。それにあれが罰では酷すぎます」
「御館様の元に戻りたくないと言うのなら反乱軍はどうかしら?」
「それはいくら何でも節操がないのではありませんか?」
「いいえ、反乱軍にはラウニィーさまがいらっしゃると聞いたことがあるわ。ラウニィーさまをお守りするのならあなたの大義名分も立つのではなくて?」
「俺の大義名分などどうでもいいのですが、そうまで仰るのなら一緒に行きませんか? まさかここで戦いの趨勢を見守るつもりではないのでしょう?」
「そのつもりだと言ったら? どうせ私はしばらく動けないわ。本当なら私が反乱軍に行ってラウニィーさまをお守りするのが筋でしょう。でもいまは足手まといにしかならない。だからあなたに行ってほしいの。ギルダス、頼みを聞いてもらえないかしら?」
彼は顎をかいた。
「ラウニィーさまをお守りするのなら不足はありません。ですが、行く前に教えてください。あなたが反乱軍にそこまで入れ込む理由はなんですか?」
「入れ込んでなどいません。でも、いまのゼテギネア帝国に未来はないと思っています」
そこにニコラが入ってきたがマーガレットは気づかずに話し続けた。ニコラも検診のために来たのだろうが声をかけそびれたようだ。
「反乱軍が捕虜を取らずに解放していることは知っている?」
「いいえ、初めて聞きましたが本当ですか?」
「当人に聞いたから間違いはないと思うわ。本当はもっと多くの兵が解放されているそうだけれど、ゼテギネア帝国に戻れば敗残兵として咎められるのが恐ろしくて故郷に帰れない者が多いと言っていた」
それは事実だ。神聖ゼテギネア帝国の前身ハイランド王国からしてそうだった。軍事国家は厳しい規律の下でなければ維持できなかったからだ。けれども具体的に敗残兵が帰国した時、どのような処罰を受けるのかギルダスは知らない。そもそも敗残兵など神聖ゼテギネア帝国には存在しなかったためもある。旧四王国相手の戦争は勝ち戦で、その後、神聖ゼテギネア帝国に楯突くような勢力などなかったからだ。
そういう意味では反乱軍の存在は24年ぶりに現れた抵抗勢力だった。しかも、それはこの大陸で無敵だったはずの帝国軍を打ち負かしたのだ。
「東の辺境に興った反乱軍と侮っているうちにその勢いは止むことを知らず、とうとう私たちの足元、シュラマナ要塞を落としたわ。あなたは本当にゼテギネア帝国が勝てると思うの?」
「帝国にはまだ御館様もガレス皇子や賢者ラシュディもいらっしゃいます。これで負けるとは思えないのでは?」
マーガレットが小さなため息をついた。
ニコラは息を呑んで2人の話に耳を傾けている。だが、その口からはいまにも悲鳴が上がりそうだ。
「誰もがそう思っているわね。でも四天王は敗れたわ。絶対なんてない、そう思わない?」
「いや、ケルベロス騎士団員には絶対のものが1つだけありますよ、そうじゃないんですか?」
「ではあなたは御館様の元に帰りなさい。あれが御館様だと思うなら、思えるなら、あなたの居場所はここではないでしょう?」
それもそうだ。ケルベロス騎士団員にとってウィンザルフ家は絶対のものだ。彼らは、ただそのためだけに存在する、ウィンザルフ家の私設騎士団なのだから。
だがギルダスが立ち上がらないのを見てマーガレットはわずかに微笑んだ。最初からそんなことは見透かしていると言いたげに。
「あなたにはラウニィーさまにこのことを伝える義務があります。行きなさい、ギルダス」
「俺が行ったら、あなたはどうするんですか?」
しかし、そこでマーガレットは初めてニコラに気づいたらしく、手を差し伸べた。
「いままでありがとう、ニコラ。おかげでこんなに回復したわ」
「わ、私の見立てではまだ絶対安静です。こんなに長く話をしてもいけないんですよ」
「大丈夫よ、私は騎士だもの、これぐらいの傷で倒れるような鍛え方はしていないわ」
「でも、いまは私の言うことに従ってください。まだ傷は痛むはずですよ」
それで検診と手当てが始まったのでギルダスは引っ込んだ。後々のために手当ての方法は学んでおきたいところだが、ニコラはすぐに追い出しにかかるからだ。もっとも怪我をしたのが胸部という微妙なところなので彼女の反応もわからなくはない。
「行きなさい、ギルダス。反乱軍はもうじきザナドュに来るでしょう。あなたにはもう無駄にするような時間はないはずよ」
「それは命令ですか?」
「元上司としてというより、あなたを見込んで頼むの。ザナドュを火の海にするもしないもあなたにかかっているんですから」
「そんなことはさせませんよ!」
それで彼はザナドュを離れた。
反乱軍は南、オカハンジャから上陸し、北上してくる。彼もオカハンジャを目指して南下していった。
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