| オープニング | 宇宙 その広大な空間の中で 幾百、幾千億の生命が産まれ そして、滅びる |
| （５体のクリスタル像） | |
| 西暦２００８年７月 東京 | |
| 研究員 | 「ふう、やっと終わったな |
| 研究員 | 「ああ、古代に書かれた文字の解読なん て初めてだからな！ |
| 研究員 | 「まあ、後はこのコンピューターに計算 させれば、二三日後には結果が出るさ もしもこの文字のような記号に何かの 意味があればの話だけどね |
| 研究員 | 「ともかく俺たちの仕事は終わったな。 ・・さあ帰ろうか・・・ |
| 研究員 | 「ああ・・ところで、来月から上野の 博物館で始まる遺跡展の会場の中に、 俺達がデータ化したクリスタル像も 置いてあるんだってな |
| 研究員 | 「そうだな、クリスタル像の実物でも 見に行くか・・・・ |
| （部屋を出ていく研究員） | |
| （映し出される５体のクリスタル像） | |
| （点滅しているモニタ） | |
| 西暦２００８年８月 東京 | |
| （遺跡展に見学に来た飛鳥たち） | |
| 聡 | 「すごいね・・・兄さん・・ 古代の遺跡の中にこんなクリスタル像が 安置されていたなんて、不思議な気がするよ |
| （聡の顔を見る飛鳥） | |
| 桜子 | 「聡君、この像の中はクリスタルの 構造をしてるんですって |
| 聡 | 「へえー、僕もっと近くに行って、 見て来よう |
| （クリスタル像に近づき見上げる聡） | |
| （そこに近づく男性） | |
| トンプソン | 「坊や、このクリスタル像が誰の像か 知っているかい？ |
| 聡 | 「いいえ、だってこれはこの間、 発見されたばかりなんでしょ |
| トンプソン | 「ああ・・・・ だけど私は知っているんだよ。 この像が『モレク』という悪魔の像だと いうことをね |
| （聡と一緒に像を見上げるトンプソン） | |
| 聡 | 「・・・・・・・ |
| （聡から離れるトンプソン） | |
| （像に生命が宿る） | |
| モレク | 「我が名は、モレク。王たる者へ犠牲を ささげる者なり |
| （咆哮するモレク。持っている杖の先が光り輝く） | |
| Stage 国立博物館 | |
| モレク | 「大いなる時の流れも知らず、 魂と命を費やす人間どもよ。 我が軍団の勝利のおたけびを 聞け！ |
| 聡 | 「・・兄さん・・・ ・・・助けて・・・ |
| 慶太 | 「何だあ・・・・・？？？ |
| 飛鳥 | 「・・・聡・・・・！！ |
| 桜子 | 「飛鳥！ 行きましょう！ |
| 慶太 | 「ちょっと待った！ |
| （そこらを漁る慶太） | |
| 慶太 | 「ここいらの物は使い物に なりそうだな！ 慶太は錆付いた斧を装備した！ レザーアーマーを装備した！ |
| 慶太 | 「飛鳥、桜子、これを使え！ 飛鳥は古代の剣を装備した！ レプリカスーツを装備した！ 桜子はアタックナイフを装備した！ インディオドレスを装備した！ ジョーカーはブレストプレートを 装備させてもらった！ |
| 桜子 | 「飛鳥、戦いましょう！ 聡くんを助けなきゃ！ |
| ジョーカー | 「ウウウウ・・・ワン！！ |
| （敵全滅） | |
| （２ターン目敵フェイズ） | |
| 飛鳥 | 「聡を・・俺の弟を返せ！ |
| モレク | 「このひ弱な魂を持った若者の 事か！？ 我が勝利の証しとしてしばらく の間、預かっておくわ・・ |
| 聡 | 「兄さん・・・ |
| 飛鳥 | 「・・・聡・・・ |
| ジョーカー | 「・・ウーッ・・ |
| 飛鳥 | 「・・・聡・・・ |
| （モレク、聡、ブルーマン、ツルベビ、コウジン、インプがいなくなる） | |
| （敵全滅後） | |
| 慶太 | 「変なものが落ちていたぜ。 何かの役に立つかもな・・ 封鎖シールド（DIS = DEVIL INJECT SHIELD） を手に入れた！ |
| 桜子 | 「こうしていても聡君の行方が わかるわけでもないわ。 家で待機してましょう・・ |
| 飛鳥 | 「ちょっと待て・・・ 何かいる！ |
| 慶太 | 「誰だ！ |
| （インプ登場） | |
| （ジョーカーはインプの傍へ） | |
| ジョーカー | 「ウウゥ・・・！ |
| インプ | 「うわぁ！ イヌはキライなんだよ。 どけてよキーホー！ |
| 慶太 | 「また１匹来たか！ |
| 飛鳥 | 「聡、聡をどこにやった！ |
| インプ | 「オイラ、下っぱだからわから ないよ。 く、くるしい・・ |
| 桜子 | 「飛鳥、落ち着いて！ その ままじゃ、死んじゃうわ！ |
| 飛鳥 | 「かまわない！ こいつも聡をさらったヤツらの 仲間なんだ！ |
| 慶太 | 「落ち着け、飛鳥！話を聞いて からでも遅くないだろう |
| 飛鳥 | 「・・・わかった |
| インプ | 「助かったよ、にーちゃん！ ありがとう |
| 慶太 | 「礼を言うのは早いぜ。 オマエの返答しだいでは、 無事にかえすわけにはいかない からな！ |
| インプ | 「ヒィィ・・ |
| 桜子 | 「それで、あなたは何をしに 戻って来たの？ |
| インプ | 「オイラ、戻ってきたんじゃ ないよ！ 逃げてきたんだ！ |
| 慶太 | 「逃げてきた？ |
| インプ | 「オイラ、下っぱだから、 モレクにこき使われるんだ！ だから、イヤになって逃げて きたんだ |
| 慶太 | 「その『モレク」って いうのは？ |
| インプ | 「にーちゃん達も会っただろ？ ウシみたいなヤツだよ！ |
| 飛鳥 | 「じゃあ、聡がどこにつれて いかれたか、知らないか！ そのモレクに連れて いかれたんだ！ |
| インプ | 「モレクのアジトはたくさん あるし、わかんないよ・・・ |
| 飛鳥 | 「くっ・・・ |
| 慶太 | 「知らないんじゃあ、おまえは 用ずみだな |
| インプ | 「オ、オイラ、にーちゃん達の 仲魔になってやるよ！ そうすれば、モレクにも仕返し できるし！ ど、どお？ |
| 慶太 | 「こんなさわぎを起こした上、 悪魔なんかつれて歩いたら、 つかまっちまうじゃないか！ |
| インプ | 「それはだいじょーぶ！ にーちゃんが持ってる道具が あれば、オイラのこと、 しまっておけるんだ |
| 慶太 | 「さっきひろったコレか？ |
| インプ | 「それがあれば、オイラを ユニットにできるんだ！ |
| 慶太 | 「ユニット？ 何を言って るんだ！わかるように言え！ |
| インプ | 「説明しても、にーちゃんじゃ わかんないよ！ |
| 慶太 | 「なにぃぃ！ |
| 桜子 | 「慶太もコドモ相手にあつく ならないで！ |
| インプ | 「やっぱり、ねーちゃんの方が 話しがしやすいや♪ まあ、オイラがこの世界にいる ためにユニットにならなきゃ、 ダメなんだ！ それとオイラをユニットにして 行動させるのに、マグネタイト がひつようなの！ まあ、オイラへのサラリーだと 思って、あきらめてね。 というワケで今日からオイラは ねーちゃんの味方だ♪ オイラは悪霊のインプだ！ いじめないでよ！ |
| インプが仲魔になった！ | |
| Stage CLEAR | |
| （自宅で頭を抱える飛鳥） | |
| 桜子 | 「飛鳥、元気を出して・・ 聡君はきっともどってくるわ |
| 飛鳥 | 「ああ・・・・ |
| 慶太 | 「飛鳥！誰かが代々木公園でハデに 暴れているらしいぜ |
| （飛鳥、立ち上がる） | |
| 慶太 | 「公園から逃げて来た男や女が、悪魔に 襲われたと言っているんだ。 病院に運ばれる時に死んだ人間もいるっていう話だ |
| 飛鳥 | 「悪魔が代々木公園に集まっている？ |
| 桜子 | 「行ってみましょうよ・・・ 悪魔がいるところには聡君も必ず いるはずよ。 聡君を取り戻せるかも知れないわ！ |
| （頷く飛鳥と慶太） | |
| （セーブ確認） | |
| 目黒の？ | |
| 慶太 | 「何をぐずぐずしてるんだ！ 早く代々木公園に行こうぜ |
| （桜子を見る飛鳥） | |
| 桜子 | 「飛鳥、早く行きましょ！ 聡君の事が心配だわ |