ハリー・ポッターと賢者の石

ハリー・ポッターと賢者の石

アメリカ、2001年
監督:クリス=コロンバス
出演:ハリー=ポッター、ロン=ウィーズリー、ハーマイオニー=グレンジャー、ダンブルドア校長、ほか
音楽:ジョン=ウィリアムズ
見たところ:厚木シネマミロード

 ついに見てしまいました。期待してなかったけど、おもしろかったすよ。良くも悪くもハリウッド。これだけ金かけて、おもしろくなかったら詐欺じゃん。二時間半、飽きさせない。

原作読んでないのでイメージがよくわからないんだけど、全部映像にして見せてしまうのではなくて、想像の余地を残しても良かったんじゃないかな。まぁ、そういうところがハリウッドだと思うわけ。リアルな映像、リアルな背景、でも所詮は物語、それもファンタジーなんだから、もっと曖昧なところも欲しかったなと思います。

キャラクターの造形もわかりやすい。憎々しい親戚一家、悪そうな(一方的な)ライバル、最後のどんでん返しも半ばお約束みたいなもので、顔を見ると「こいつ悪役なんだな」とわかるし、思いこんでしまう。そういうことってないですか?

筋立ては大人の役割がちょっと情けないなと。ホグワーツで起こった事件は全部ハリーと仲間たちが解決してるじゃん。ほんとに学校の秘密なの? それも校長ともう一人しか知らないような? 管理体制ざるや。ハグリッドはいい奴だけど口がすこぶる軽いし、校長、ほんとに命預けても大丈夫か? ラストの対決も物足りないというか強引。個人的にはもっと手強い方が好みです。でも、中ボスはこんなものか(ゲームじゃないって)。

1点、気に入らなかったのが人間に対する差別的な言い回し。マグル? マドルだっけ? こういう言い方は好きじゃない。魔法使いのいる世界なんだからあり、とは思えないし、言われたら腹立つ。続編? うーん、どうしようかな。

予告編で「ロード・オブ・ザ・リング」(「指輪物語」となぜ言えない? 瀬田貞二さんの名訳があればこそ、なんだぞ)見ました。あの六巻の大作を二時間足らずにしちゃうなんて無謀だわ。それに、なんかいちばん気になるキャラクターがいなかったような。いいのか、ほんとに原作のファンが映画見ていいのか。すっごい心配。「期待している」なんて口が裂けても言えませんわ。大丈夫か、世界中のファンが嘆くような作り方だけはしないでくれよ。でも絶対に見ちゃう。続きは見た時に(って、「ハリー・ポッター」のページなのに)。

(了)

最近、この映画に強い不満を感じるようになりました。題して「どこがおもしろいんだ、『ハリー・ポッター』」。良かったらこっちもどうぞ。へっへっへ。

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