やっとスクリーンで見ました。けっこう記憶違いしてないか。ので、「私の好きな10の映画」のページからここに来た方、リンクは間違ってません。「映画日誌」のページからもここに来ます。いろいろと間違い見つけたので、「スタンド・バイ・ミー」のページを1つにしただけなんです。
ゴーディよりもクリスが先にいることでわかるように、何と言っても好きなのはクリス、リバー=フェニックスであります。ただし、このキャラクターに関してはリバー=フェニックスだから見に行くのではなくて、クリスがいい、という映画のキャラクターを好きになるパターンを踏襲しております。というか、クリスあっての映画でやんしょ?
この四人組のなかで、クリスの大人ぶりはダントツです。冷静で周囲の状況を常に把握しているし、勇敢でもある。頭もいいし、努力家でもある。彼は親友ゴーディの作家としての才能を認めていて、逆に自分のことをどうしようもない悪だと思っている。そんな彼が映画のなかでただ一度だけ涙を流してしまうシーンがあります。「誰も僕のことを知らない町へ行きたい」そう言って嗚咽する彼が好きで、「スタンド・バイ・ミー」という映画が好きになりました。
他の3人についても忘れられないシーンがあります。映画というのは、そういう破片の積み重ねで、そういうものがいつまでも残る映画が好きなんだな、と思いました。
(了)