日本からロシアの首都モスクワへは10時間以上もかかります。帰りはジェット気流に乗れるから1時間くらい速いのです。国際便は10時間以上乗っていると食事が2回出るんですって。初めて知りました。もちろん時差もありますが、それはまずは後で。今はまだ日本時間ですもん。映画も2本見ました。「You got a mail」と「笑顔の街」。すでに北海道旅行の教訓なぞ忘れとばしたたきがはは、生まれて初めて食べる国際便の機内食を記念に撮りました。
行きの機内食。 アルミ箔の下は海老と白身魚のアンチュア風、ジュースはトマトジュース。 左奥の和風の煮物の味はいまいちでした | |
2回目の軽食 メニューは昼食のもの。飲んでいるのは紅茶で、右のパンはお昼の食べ残し。 軽食なのでボリュームのあるおやつ、という感じです |
はーるばる着いたよ、ロシア。空港は暗いし、印象良くないなぁ。これからトランジット・ホテルで一泊してからポーランドへ向かいます。問答無用で隔離されたトランジット組は、モスクワの町を観光、なんて余裕もなく、バスに揺られてホテルへ。
トランジット・ホテルでは朝食しか出ません。飛行機で2回も食べるから大丈夫だと思ってましたし、金持ってるからなんとかなるだろうと。え? ドルしか使えないんすか? そう、折しもロシアのルーブルは為替市場で下降の真っ最中。ホテルのなかでは米ドルしか受け付けていないのです。まじまじー? ロシア語と英語を操るガイドのおばさんは、片言の英語で訴えたたきがはに自分のお水を分けてくれました。とほほー。朝まで飯なしかよー。
トランジット・ホテル お湯が錆臭くて参った。出してるうちに赤くなってくるし。これで11,000円とは! ベッドが2つあることからもわかるように本来は2人用の部屋なので広い。ホテルのなかもなんかだだっ広かったなー |
翌朝の食事で飢えを多少なりとも満たしたたきがはは、再びバスに揺られて空港へ。トランジット組はポーランドへ行く人ばかりではなく、トルコへの団体さんも。ポーランド組はみんな個人旅行だったなー。
朝のモスクワ空港 これは飛行機に乗る直前に撮った。 左のバスがターミナルから乗ってきたもの。ロシアの現状をよく表していて、いかにもおんぼろのバスである。 空港内も薄暗いし。 |
背もたれの薄いプロペラ機に乗って、いざポーランド・ワルシャワへ。約1時間のフライトですが、国際線には必ず食事がつくんですって。
軽食 国際便は食事がつくのか。若干食べてしまった後である。 プレート中央の黒パンがえらく不味い。 ジャンボ機と違ってシートの背が薄く、往復とも子どもが後ろでうるさくて参った。 |
さあ、着いたぞー! さびーよー。9月の日本はまだまだ半袖で過ごせますが、ポーランドはすっかり秋。しかもワルシャワより南にあるクラクフは、なぜかコートがないと過ごせないくらい寒いのでした。