ポーランド編03

まずはロシアへ向かう

日本からロシアの首都モスクワへは10時間以上もかかります。帰りはジェット気流に乗れるから1時間くらい速いのです。国際便は10時間以上乗っていると食事が2回出るんですって。初めて知りました。もちろん時差もありますが、それはまずは後で。今はまだ日本時間ですもん。映画も2本見ました。「You got a mail」と「笑顔の街」。すでに北海道旅行の教訓なぞ忘れとばしたたきがはは、生まれて初めて食べる国際便の機内食を記念に撮りました。

行きの機内食 行きの機内食。
 アルミ箔の下は海老と白身魚のアンチュア風、ジュースはトマトジュース。
 左奥の和風の煮物の味はいまいちでした
2回目の軽食 2回目の軽食
 メニューは昼食のもの。飲んでいるのは紅茶で、右のパンはお昼の食べ残し。
 軽食なのでボリュームのあるおやつ、という感じです

はーるばる着いたよ、ロシア。空港は暗いし、印象良くないなぁ。これからトランジット・ホテルで一泊してからポーランドへ向かいます。問答無用で隔離されたトランジット組は、モスクワの町を観光、なんて余裕もなく、バスに揺られてホテルへ。

トランジット・ホテルでは朝食しか出ません。飛行機で2回も食べるから大丈夫だと思ってましたし、金持ってるからなんとかなるだろうと。え? ドルしか使えないんすか? そう、折しもロシアのルーブルは為替市場で下降の真っ最中。ホテルのなかでは米ドルしか受け付けていないのです。まじまじー? ロシア語と英語を操るガイドのおばさんは、片言の英語で訴えたたきがはに自分のお水を分けてくれました。とほほー。朝まで飯なしかよー。

トランジット・ホテル トランジット・ホテル
 お湯が錆臭くて参った。出してるうちに赤くなってくるし。これで11,000円とは!
 ベッドが2つあることからもわかるように本来は2人用の部屋なので広い。ホテルのなかもなんかだだっ広かったなー

翌朝の食事で飢えを多少なりとも満たしたたきがはは、再びバスに揺られて空港へ。トランジット組はポーランドへ行く人ばかりではなく、トルコへの団体さんも。ポーランド組はみんな個人旅行だったなー。

朝のモスクワ空港 朝のモスクワ空港
 これは飛行機に乗る直前に撮った。
 左のバスがターミナルから乗ってきたもの。ロシアの現状をよく表していて、いかにもおんぼろのバスである。
 空港内も薄暗いし。

背もたれの薄いプロペラ機に乗って、いざポーランド・ワルシャワへ。約1時間のフライトですが、国際線には必ず食事がつくんですって。

軽食 軽食
国際便は食事がつくのか。若干食べてしまった後である。
 プレート中央の黒パンがえらく不味い。
 ジャンボ機と違ってシートの背が薄く、往復とも子どもが後ろでうるさくて参った。

さあ、着いたぞー! さびーよー。9月の日本はまだまだ半袖で過ごせますが、ポーランドはすっかり秋。しかもワルシャワより南にあるクラクフは、なぜかコートがないと過ごせないくらい寒いのでした。

[ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 ]
[ ポーランド旅行記のトップに戻る | へなちょこ旅行のトップに戻る ]
[ トップページ | 小 説 | 小説以外 | 掲示板入り口 | メールフォーム ]