ジャンバットの森

ジャンバットの森

まずナイトフロッグ。蛙人の戦士ならぬ騎士で、槍を使います。遠くにいるときはウィンドカッターを使い、近づいていくとサイクロンをぶつけられます。蛙らしく水には耐性があるので、ここは遠くからロックをとばします。ナイトフロッグの使うウィンドカッターのダメージは大したことがないので、これが最良の戦法。ジャンバットの森に出現するモンスターのなかでは、HPが高めという以外は与しやすい相手でしょう。

次に必ず別種のモンスターと一緒のウッドドール。ウィンドカッターのレベルはナイトフロッグよりも強いので手強く、近づくと蹴りを喰らわせられます。名前が木(ウッド)という割にはファイヤーボールがさほど効かないし(火の精霊レベルが1のままなので比較はできませんが)、ロックも大した効果はありませんから、こちらもダメージを受けるのを覚悟でウォーターピラーをぶつけることにしました。

そして、いちばん手強いのがコボルトです。近づけばナイトフロッグと同じサイクロン、遠ければファイヤーボールと、HPがみるみるうちに削られてしまいます。ジャンバットの森に入ったばかりでよく出現するのが、このコボルト、ナイトフロッグ、ウッドドールのトリオで、どれもジャンジャックの魔法では一撃で倒せないので、戦闘が終わったら、すぐに森を出なければなりません。それぐらいダメージを受けるので、先に進むことができないのです。ダーラムの町に戻ろうにも森の中やダンジョンの中では「旅人のつばさ」が使えません。森やダンジョンから脱出できるイグジットの呪文を覚えるのはゲームも中盤にさしかかってからのこと。現在は自力で出なければなりません。

それでも経験は馬鹿にならないものです。地と水の精霊レベルだけを上げまくっているので、新しい魔法が使えるようになりました。地・水のスピリットアーマーと、水・地のヒーリングです。

スピリットアーマーは、少しの間、ジャンジャックの防御力を上げる呪文で、その効果は直接攻撃のみならず、魔法やブレスのような特殊攻撃にも有効。ただ、いかんせん持続時間が短すぎるのが欠点で、後に地・水・水のスピリットアーマーレベル2も使えるようになるのですが、大した時間はもちませんでした。

そしてヒーリングは待望のHP回復の呪文です。ジャンジャックのMPは移動中にも回復しますから、ヒーリングを使い続けていれば、システム上はいくらでも冒険ができるはず、と思っては甘いというものです。覚え立てのヒーリングの回復はわずかに4ポイント。ジャンジャックの全HPの10分の1にも満たないというお粗末さなのです。魔法はMPが残っている限りかけられますし、同時にMPの経験も積むのですが、ジャンジャックのMP初期値は15ポイントで、HPより伸びにくいのです。コボルト、ナイトフロッグ、ウッドドールのトリオと戦闘すれば、MPはあっという間に底をついてしまいます。もちろん、ヒーリングは水の精霊レベルを上げてゆけば、徐々に強力になっていくし、やがて水・地・地のヒーリング2も使えるようになるのですが、地と水の精霊レベルを最高の50まで上げたとしても、その回復率は「はちみつパン」(HPを100回復するアイテム)にも劣るのですね。HP回復アイテムが最も重要な理由がおわかりいただけるでしょうか。

とは言っても、ヒーリングが重要な魔法の1つであることには違いありません。ジャンジャックのHPやMPが伸びれば、それだけ長くダンジョンにいられるのですし、モンスターの出ない町の中でならHPも回復し放題だからです。

とりあえず今は辛抱の時。ジャンバットの森の中に入ったり出たりを繰り返します。この経験値稼ぎは、あんまり弱いモンスターを倒してもほとんど成果が上がりません。経験が値ではなくパーセンテージで示されますから、インパネスの町を出たばかりのところにいるようなウェアラビットではもはや経験することはないってことかもしれません。

そうこうするうちにだんだんジャンバットの森の奥へ行けるようになります。精霊レベルが上がると、ロックウォーターピラーのダメージが大きくなっていきますから、戦闘が短時間で済むからです。

ジャンバットの森の奥には新しいモンスターも出てきます。巨大な人喰いバラ、ワンダルローズと団扇のようなフェイスハガーです。

ワンダルローズには遠距離攻撃がありません。ジャンジャックに体当たりをするだけで、近づいてこない時はヒーリングを使っているだけです。その大きさは序盤のモンスターとしては最大なのですが、それほど手強くありません。とりあえず、2体で出てきた時に囲まれないように気をつければ、コボルトほど辛い相手ではないのです。近接戦闘ができなければ、ずっとヒーリングをかけています。

一方、フェイスハガーは常に5体ほどの集団で現れるモンスターで、まずジャンジャックに接近したがるのが最大の特徴。ウィンドカッターが主要な武器で、接近してきた次の番にはウォーターピラーも使ってきます。ところが、実は囲まれるというのは「エルテイル」ではそれほど大変なことではありません。なにしろプレイヤーが使うのは終始一貫してジャンジャックだけなのですから、広い戦闘フィールドをあっちこっち動き回って、細かいダメージが蓄積していくよりも、囲まれたところで魔法を使った方がずっと楽なのです。最初から使えるウォーターピラーもその一つ。モンスターが120度くらいの範囲に固まっていたら、間違いなく射程距離に収められるのです。フェイスハガーとの戦闘が、数の割にそれほど苦戦しないのは、24というHPの低さもさることながら、ウォーターピラーでまとめて片づけられるようにわざわざ接近してくれることにも関係します。

[ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 番外編1(火) 番外編2(風) ]
[ 攻略目次 | 呪文一覧 | 呪文の説明 | モンスター一覧 | アイテム一覧 | 精霊との契約 ]
[ 「エルテイル・モンスターズ」のトップに戻る | ちょこっと攻略に戻る ]
[ トップページ | 小 説 | 小説以外 | 掲示板入り口 | メールフォーム ]