風と水の呪文で挑んだ「エルテイル」。ウィンドカッターの使い勝手の悪さはファイヤーボールの比ではありません。最弱モンスター・ウェアラビットにさえろくにダメージを与えられないお粗末さ。これは当分ウォーターピラーで戦ってゆくしかありますまい。かくして始まった5回目の攻略で、たきがはは1つの制約を設けることにしました。精霊との契約はご存じのようにすぐに好きな精霊レベルを1上げられるありがたいものですが、経験値稼ぎの楽な序盤はこれを封印することにしたのです。具体的には、レベル上げもけっこうしんどくなってくる20レベルまで、風と水の精霊レベルが上がるまで精霊との契約はしない、ということです。精霊との契約が全部で何ヶ所になるのか知りたい、という理由もありました。これが終盤、思わぬ楽な攻略方法になろうとは、たきがは、まだ気づいておりませんでした。
インパネスの町を出た時からしんどい旅路が始まります。最初の精霊レベルは今まで2あったのが、今は精霊との契約をしていませんからどっちも1しかないのです。この時点で、一撃で倒せるはずのヘルハウンドがウォーターピラーで倒せないんです。「ありゃま」想像以上にしんどい序盤です。レベルアップは早いとは言うものの、精霊との契約にけっこう頼っていたことにも気づかされます。水の精霊レベルが7になってヒーリングを覚えてからは、町に戻るまでの間がけっこう空いてくるのですが、今回はそうは問屋がおろさない。ダーラムの町に着くまでだってなかなか遠いのでした。ちょっと進んではダメージが蓄積して町に戻り、またインパネスの町から旅程を延ばす繰り返し。まずは気長に進めます。どーにかこーにかダーラムの町に着き、一応情報収集。精霊は後で回収に回らねばなりませんから位置だけ控えておきます。精霊との契約をしてしまえば、レベルは一気に上げられますがここは我慢です。町中を一巡りし、旅人の黄色い翼をもらって、宿屋でセーブもしたら、次なる目的地ジャンバットの森を目指します。
ジャンバットの森は序盤の難関です。こっちのHPもMPも低いし、精霊レベルも低いのですから当然ですが、これはどの精霊レベルを伸ばしている時でもさほど違いはないようです。逆にここではいかにジャンジャックのダメージを抑えるかが最重要。当然難敵コボルトは真っ先に倒さねばならない相手ですが、水を優先しているのでナイトフロッグもかなり厄介な相手になります。こらえてこらえて、そろそろと奥へ奥へと進みます。どうにかソルバリンを倒した時には、水の精霊レベルは10、風の精霊レベルは8、HPは倍近くになり、MPは約3倍、DEFやAGIもそれぞれ10倍、7倍とすこぶる育っておりました。
しかし、風呪文での攻略の最大難関は実はこの後、ゼルス戦までの間です。